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Creator Camp

著作権学習コース: 著作権法に違反した場合はどうなりますか?

もしDMCA通知が届いたらどうなりますか?
Twitchでのコンテンツ配信やアップロードが著作権侵害となる場合、それはTwitchのサービス利用規約違反であるだけでなく、著作権者または正式な代理人からTwitchにDMCA通知が送られる可能性があります。Twitchがコンプライアンス通知を受け取った場合、Twitchには該当するコンテンツを削除し、常習的侵害者ポリシーに準じてそのインシデントを記録する義務が生じます。

Twitchの常習的侵害者ポリシーとは?
Twitchは、ユーザーがユーザー生成コンテンツを公開できる他のサービスと同様に、「常習的侵害者」アカウントの閉鎖を義務付けるグローバルな著作権法に基づいて運営されています。Twitchの常習的侵害者ポリシーは、いわゆる「スリーストライク・アウト制」です。ストリーマーは、自分のチャンネルで共有した著作権侵害の疑いのある素材を特定するDMCA通知がTwitchに届いた場合に、著作権侵害の警告 (ストライク1回) を受けます。

同時に、 DMCAガイドライン に記載のとおり、このストライク (警告) は永続的なものではなく、ストリーマーが反論通知を提出するか、DMCA通知が撤回された場合には取り消されます。また、クリエイターキャンプにある学習モジュールのひとつ、著作権学習コースを修了した場合 (今、ご覧になっているのがそのコースです)、ストリーマーは、1年あたり最大1回のストライク (警告) を取り消すことができます。1件または2件の著作権侵害の警告を受けたストリーマーには、ほとんどの場合、著作権学習コース受講を促す連絡が送られます。コースを修了し、テストに合格したら、1ストライクが取り消されます。警告を受けてから28日以内に著作権学習コースを修了する必要があります。学習コースを受けてストライクを取り消すことができる資格は、12か月後にリセットされます。

DMCA通知が誤りであると思う場合はどうしたらいいですか?
DMCA通知を受け取って通知内容を確認した結果、著作権者の排他的権利を侵害していないという確信がある場合には、異議申し立てをすることができます。その場合、以下の2つの選択肢があります。

  • 撤回依頼:
    • DMCA通知を提出した申立人に連絡をとり (Twitchから届いた通知に連絡先が記載されています)、撤回を依頼できます。
    • 間違いや誤解があった場合、著作権者が撤回依頼に応じることがあります。
    • 申立人が撤回依頼に応じ、一旦提出されたDMCA通知を撤回する通知がTwitchに届いた時点で、Twitchは著作権侵害の警告 (ストライク) および関連するペナルティを取り消します。
  • 反論通知:
    • 反論通知は、著作権者の権利を侵害していないという100%の確信がある場合にのみ提出してください。反論通知の提出は、法的責任につながる場合があります
    • 反論通知を提出する場合、ストリーマーは法律で求められる一定の情報を提出する必要が生じます。詳しくは DMCAガイドライン で説明しています。法律の要件に準じ、Twitchは反論通知を提出したストリーマーの連絡先を含むその通知の内容を、DMCA通知を提出した申立人に伝えます。
    • Twitchは、必要な情報の揃った反論通知を受け取った場合、DMCA通知の申立人が問題の素材を削除したままにすることを求める訴訟を起こしたという通知を受け取らない限り、通常は著作権侵害の警告 (ストライク) およびDMCA通知に関連するペナルティを取り消します。

公正使用に対する考えは?
公正使用とは、一定の限られた状況下で著作権者の許諾を得ることなく、著作物を使用できるという法原則です。アメリカ合衆国の公正使用では、解説・批評・調査研究・ニュース報道を目的とする著作物の使用を保護していますが、国や地域によってこの原則の適用範囲は異なります。それぞれの著作物の使用が公正使用の範囲かどうかは、状況によって異なりますので、推測で判断することなく事前に調べるようにしてください。

公正使用は、一般的に訴訟時に提起される抗弁事由のひとつであり、著作権侵害による訴訟を防ぐものではありません。また、著作権物の使用が、著作権者からのDMCA通知対象となることを妨げるものでもありません。

**注意:**個別の著作物使用が公正使用の原則により保護されるかどうかは、その状況により異なります。憶測に頼ることなく、原則の適用範囲についてしっかり理解し、著作権者は異なる見方をする可能性があることに注意してください。

よくある質問

著作権侵害の警告は時間が経てば消滅しますか?
DMCAガイドライン に記載のとおり、著作権侵害の警告は期限がくると消滅します。警告の期限については、その警告の発行日やTwitchにおけるアカウントの状況などさまざまな要素が加味されるため、ここで具体的に述べることはできません。

反論通知のプロセスについて教えてください
DMCA通知を受け取ったストリーマーが、その通知が間違いや誤認によって送られたものであると確信する場合に、Twitchにその旨を連絡するものを反論通知といいます。公正使用など、著作権侵害の例外を主張する場合もこれに含まれます。反論通知は、DMCA通知を理由に削除されたコンテンツの復元をTwitchに法的に求めるものであり、法的責任につながる場合があることに注意してください。

Twitchは著作権裁判を行う場ではなく、一般的には、ストリーマーと著作権者の間でどちらが正しいかを判断し、その判断に基づいて反論通知を承認または拒否する立場にはありません。Twitchは、反論通知が DMCAガイドライン および適用される法律の要件を満たしているかどうかを審査し、要件を満たしている場合にそれを処理するという立場となります。

提出した反論通知がTwitchに受理された場合、以後同一の著作物に対するDMCA通知が届くことはなくなりますか?
そうとは言えません。その理由は2点あり、ひとつは著作物の使用 (ライセンス付与など) にはさまざまな形態があるため、ふたつめは一般的に言ってTwitchは著作権争議の是非を判断しない (実際にはできない) ためです。反論通知の提出によって、著作権者 (同一の著作権者でも) が、以後そのストリーマーのチャンネルでシェアされるコンテンツ内の著作物に対して著作権侵害を主張して削除要請を提出できないようになるわけではありません。たとえば、1回の使用に限り有効で、2回目以降は有効ではないライセンスを購入された場合などがこれに相当します。同様に、あるひとつのDMCA通知に対して反論通知を提出した場合でも、別件のDMCA通知に改めて反論通知を提出できなくなることもありません。

自分のチャンネルに対して虚偽のDMCA通知が送られた場合はどうしたらいいですか?
DMCA通知が届くと、Twitchコンプライアンスチームでは、 DMCAガイドライン への準拠だけでなく、虚偽や不正の疑いについても審査を行います。間違いや誤認によるものまたは著作権者を装った人からのDMCA通知を受け取ったと確信する場合は、反論通知を提出するか撤回を求めることができます。故意に虚偽の著作権侵害を申し立ててDMCA通知を提出すると、損害賠償や弁護士費用の支払いなどの法的責任につながる場合があります。

著作物使用のライセンスを持っているのにDMCA通知が届きました。どうすればいいですか?
DMCA通知が届いたものの、その通知に記載された著作物使用のライセンスなど何らかの使用許可があることを確信する場合は、Twitchに対し反論通知を提出するか、著作権者に撤回を求めることができます。ただし、反論通知提出には法的責任が伴う場合がありますので、自分のコンテンツが間違いや誤認によって削除されたと確信がある場合にのみ提出するようご注意ください。

反論通知の提出に関する手順は、 DMCAガイドライン をご覧ください。Twitchには、反論通知の内容をDMCA通知を提出した申立人に伝える義務があります。個人情報の開示について懸念をお持ちの場合は、正式な代理人 (弁護士など) を通じて提出することもできます。